「愛されたいのに、恋愛がうまくいかない」

「彼に甘えるのが怖い」

「なぜか、自分の幸せを後回しにしてしまう」

 

そんな人が、実はすごく多い。

 

その理由のひとつが——

「親を守ろうとして、大人になりすぎた子ども」だったりするんだよね。


 

 

これ、私自身もまさにそうだった。

 

私は4歳のときに両親が離婚して、母子家庭に。

母はひとりで働きながら、女としての人生もあきらめずに生きてた。

 

でもそのぶん、恋愛のことで悩むことも多かったんだよね。

彼のことで泣いて帰ってきたり、深夜に落ち込んでたり。

 

そんな姿を見てると、私は “子ども” でいることができなかった。

気づけば、母の恋愛相談を聞く “相談役” になってた。

 

「うん、ママは間違ってないよ」

「それって相手が悪いんじゃない？」

「ママはがんばってるよ」

 

——そんなふうに、4歳の私は母を励ましてた。

 

これって、今思えばすごく無理してたんだよね。

 

でも当時の私は、

「私がちゃんとしなきゃ」「ママが壊れたら終わりだ」と思ってた。

本当は甘えたかったし、わがままも言いたかったけど、それができなかった。

 

だから大人になって恋愛すると、こうなる。

 

● 彼の前で素直になれない

● 甘え方がわからない

● 「私さえ我慢すれば」と思ってしまう

 

しかも、彼がちょっと弱さを見せると、

「私が支えてあげなきゃ」と母と同じように守ろうとしちゃうの。

 

それってもう、恋愛じゃなくて “介護” みたいになってるよね。

 

私自身、何度もそういう恋をしてきたし、

講座でも「お母さんが大好きだった人」に、すごく多いパターン。

 

その人たちは、一見「愛されてた子」に見える。

でも、本当はずっと「自分の気持ち」を後回しにして生きてきた子。

 

だからこそ、大人になっても

「本当の私の気持ちって、何？」

「私の幸せって何？」が

わからなくなっちゃうんだよね。

 

そういう人に必要なのが、“親ワーク”。

 

🪞まずやるのは、あの頃の小さな自分に戻ってあげること。

 

本当はどう感じてた？

どうしてほしかった？

どんな気持ちを飲み込んでた？

 

「ママを助けなきゃ」って頑張ってたけど、本当は——

「私を守ってよ」「私は寂しかったんだよ」って、叫びたかったかもしれない。

 

それに気づけたとき、自分の中の “素直な私” が戻ってくる。

 

そうするとね、不思議と恋愛が変わるんだよ。

 

彼の前で甘えられるようになったり、

「私が欲しいのはこれだ！」って、ちゃんと主張できるようになるの。

 

自分の本音に気づくって、怖いことでもあるけど

でもそれが、愛される自分へのスタートだから。

 

 

🪞今日のワーク

　

「あなたは子どもの頃、お母さんのどんな姿を見てた？ そしてそのとき、本当はどう感じてた？」

 

感情を言葉にするだけでも、大きな癒しになるよ。

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愛をこめて

天野理恵（ラブ モチベーショナリスト）

 



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