周囲のアドバイスで不安になっていませんか？

◆その男、苦労するよ。と周囲に言われる。
◆寝たきりの親と同居の人なんてやめな。と周囲に言われる。
◆浮気してるんじゃないの？と周囲に言われる。

 

まわりの方があなたのお相手に不安を感じている時、周囲のアドバイスであなたご自身の不安スイッチがはいってしまうことはよくあると思います。

 



 

友達やご家族などの周囲のアドバイスというのは往々にして

 

「あなたに苦労させたくない」

「あなたに幸せになってほしい」

「より条件の良い男性と一緒になってほしい」

 

という愛情から発せられることが多く、その意見は普遍的になってしまいがちです。

たとえば、ちょっと遊び人風のイケメンで女性にも軽口を叩くような男性と付き合い始めた女性に、

「ああいう人と付き合うと苦労するよ」とか

「浮気の心配とかないの？」とか

「ちゃんとあなたしかいないのか、あなたが本命なのか聞いたほうがいいよ」などとアドバイスが届いたりすることはよくあります。

 

言われてみると不安ばかりがどんどん膨らんでしまい、なんともいえない焦燥感に包まれてしまうこともあるかもしれません。

 



 

あなたにとって大事なものに光をあてましょう

そんな時、

 

そのアドバイスに沿った言動を彼にぶつけてしまう前に、

一度立ち止まって、ご自身の心の声に耳を傾けてあげていただきたいのです。

あなたは本当に彼とのおつきあいに不安を感じていらっしゃいますか。

それとも、

あなたは彼のことを信じていらして大きな不安は感じていらっしゃらないですか。

彼とあなたの間には、お二人だけに積み重ねられた時間があります。

そのすべてを別の誰かに説明することは時間的にも会話力的にも非常に難しく、

「うまく説明できないけど、信じてるの」

というところに落ち着いてしまうことはよくあります。

そんな風に理由がうまく説明できないと周囲の人は不安になり、あなたにその不安をぶつけてくることになってしまいます。

でも、そこで一度立ち止まって欲しいのです。

なぜなら、

女性は本当は不安を感じていらっしゃらなかったのに、周囲の言葉で少し不安になって、それをお相手にぶつけてしまって恋がこじれてしまうケース

というのをよく拝見するからです。

 

先日もこの時点でタイミングよくご相談頂いて、ピンチを逃れたご相談者様がいらっしゃいました。
「里江子先生のアドバイスドンピシャでした！ せっかくの縁を自分で壊してしまうところでした！」とご報告をいただいて、私も本当にほっとしたのですが、実はこじれてしまってからご相談を受けるケースも多くあります。

 

ここでのポイントは「あなたのお気持ちはどうなのか」ということです。
周囲の意見に流されて、あなたご自身のお気持ちではないものをお相手にお伝えすると、恋はこじれてしまいます。

 

お相手にあなたの本心をお伝えすれば、そこに愛が生まれます

 



 

あなたのお気持ちが「不安である」であっても「不安はない」であっても良いのです。

あなたが本当に不安になっていらっしゃる原因があり、心を痛めていらしゃるのであれば、

その原因をふまえながら、「話し合うことで不安を解消したい」という心の声をお相手にお伝えすればお相手は必ず答えてくれます。

あるいはあなたとお相手の間には、小さいけど確かに愛情を感じる瞬間がいくつもあって、心の底に不安を感じていらっしゃらないのであれば、そのご自身の気持ちを信じてあげてください。

あなたが愛情のある瞬間を慈しみ、彼を信じて愛していらっしゃる気持ちは必ずお相手に伝わりますし、お相手はそのあなたのお気持ちに応えて、より愛情が深まるはずです。

どちらのケースにしても、心を通い合わせる真のコミュニケーションがあれば、お二人の愛は深まります。

 

ただ、本当は不安なのに強がってみたり、本当は不安がないのに「私の他には誰もいないのよね？」なんて確認してみたりすると、愛情がこじれてしまうことがあります。

今回はひとつの例でご説明しましたが、このルールはご家族のことや、お体のことなど、その他の様々な恋愛の中での不安要素すべてに応用できます。

 

アドバイスはあなたの視野を広げるために受け取りましょう。

 



 

困ったときに相談できる友達がいるというのは本当にありがたいことです。

アドバイスをしてくれる方がいるというのも、愛情をかけてくださる方がそれだけいるということですから、その愛情を受けとれることは素晴らしいことです。

 

またアドバイスをしてくださっているご家族やお友達は、恋のお相手との関係がどういう流れになろうとも、常にあなたの味方になってくれるでしょう。

 

そういうたくさんの方に支えられて、その意見に耳を傾けることでご自身の視野を広げていきながら、そのなかでご自身の心の声にも常に耳をかたむけ、双方のバランスをとっていくようにしましょう。

 

たくさん悩んで成長していくところにこそ恋の醍醐味があります。

あなたが恋と愛を育みながら、暖かい人生を歩まれることを、心から信じております。
愛をこめて

 


 

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