恋の『ドキドキ』、どこからきているの？

 

ドキドキしていないと恋じゃない♡

 

という気持ちはとてもわかります。

 

私は恋愛至上主義ですし、

いつまでもパートナーにときめいていたいと思います。

 

 

でも、この『ドキドキ』

何から発生しているのか、が問題です。

 

 

昔も今も、

成功する学生の初デートの行き先は

ジェットコースターやお化け屋敷、

あるいはホラー映画

などと相場が決まっています。

 

これは相手を「ドキドキ」させるのが目的だからです。

 



 

脳は体の反応から状況を判断するようにできているので、

ジェットコースターなどで心臓がドキドキしていても、

 

脳は勝手に

この人に恋をしているからドキドキしている

と判断してしまうんですね。

 

だからドキドキすると、

その人のことが好きだと錯覚してしまう。

 

これは「吊り橋効果」と呼ばれるもので、

恋愛心理学でも有名なものですね。

 

ドキドキを恋のきっかけにする、

取り入れやすい恋愛テクニックです。

 

 

大人になると、

ジェットコースターやお化け屋敷、

あるいはホラー映画的な

デートというのはあまりしないかもしれません。

 

でも、ドキドキすることというのはあります。

 

 

あなたも心当たりある？
恋の不安がもたらす『ドキドキ』

 

大人の恋でも起こりうるドキドキって

どんな時かというと、

 

それは不安になった時。

 



 

◎彼がなかなか返信をくれない

◎彼が他の女性と出かけたみたい

◎彼にドタキャンされた

 

というようなことがあって、

その不安が緩和される、つまり

 

◎彼がなかなか返信をくれない

→遅れたけど、結局ラブラブな返信がくる。

 

◎彼が他の女性と出かけたみたい

→ただの同僚だということで解決

 

◎彼にドタキャンされた

→素敵な埋め合わせをしてくれた

 

みたいになってくると、

 

不安→安心

 

という流れができます。

 

つまり「ドキドキ」→「緩和」というのがあると、

心理学的には

すごく好きなような気持ちになってしまうんですね。

 

むしろ、

メッセージへの返信とかもコンスタントに即レスだと、

不安が少ないので

こういう「ドキドキ」は起こりません。

 

 

ドキドキする恋とドキドキしない恋、
どちらが幸せ？

 

さて、ここで問題です。

 

 

◎彼がなかなか返信をくれない

→遅れたけど、結局ラブラブな返信がくる。

『ドキドキした』

 

のと

 

◎彼がいつも即レスでラブラブ

『ドキドキしない』

 

という状況だったら

どちらが幸せな恋でしょうか。



 

ドキドキがたくさんあるほうが

エキサイティングな恋だと思っている人が

一般的にとても多いですが、

 

ドキドキにも種類があります。

 



 

不安の少ない、幸せで安定した恋の中で、

ワクワクするイベントを作っていく

 

という恋は

決して退屈な恋ではありません。

 

 

幸せでかつワクワクのある恋愛を

見つけて欲しいと思います。

 

 

愛をこめて