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どうして不倫は反対されるの？

 

不倫のご相談は多く寄せられます。

 

不倫してるとはなかなか人に言えないんです。

不倫してるというと、みんなに止められるから。

私だってしたくて不倫をしているわけじゃなくて、好きになっちゃっただけなのに、どうして不倫だというと私が悪者みたいになるの？

彼だって奥さんとはうまくいってないから、別の恋を探していたに違いないのに。

 

そんな思いのたけをそれぞれの形で打ち明けてくれる、不倫の恋に悩む女性たち。

 

周りの人が反対する理由は、もちろんモラル的な意味合いもあるでしょうが、不倫をしている彼女たちに傷ついてほしくないという優しさの裏返しでもあるでしょう。

 

それでも、認められない恋をして誰より一番つらい思いをしているのは彼女たちなのです。今日はどうして不倫がモラルに反するのかを改めて考えてみました。



 

 

不倫＝略奪愛？　不倫には２つのケースがあります。

 

モラル的に良くないというのはやはり、「不倫＝略奪愛」というイメージがあるからではないでしょうか。

 

別の人を傷つけてまで幸せになる必要はない。

あるいは、誰かを傷つけて手に入れた恋で幸せになれるはずがない。

 

そんな思いで、不倫に反対する人もいるかもしれません。

 

でも、実は不倫には２種類あります。

 

略奪愛になるケースと略奪愛にならないケースです。

 



 

 

不倫が略奪愛にならないケース

 

もう完全に夫婦関係が終わっていて、夫も妻もお互いに「そろそろ別れるな」ということがわかっている。

そんな関係のご夫婦の夫と不倫関係が始まってしまった場合。

 

このケースは彼が離婚をする前にあなたに出会ってしまっただけで、順序は逆ですが、感情的なもつれは少ないと言えます。

 

この場合はこの記事の中の１年以内に行動するパターンに一致するはずです。

◆不倫中の彼が結婚してくれる可能性を知る３つの要素

 

 

不倫が略奪愛になるケース

 

奥様が彼を愛していて、まったく彼と別れることを考えたこともなかったようなご夫婦の夫と不倫関係が始まってしまった場合。

 

この場合はまず、あなたがこの彼と結婚できる可能性はものすごく低いでしょう。

それは現実的には略奪愛というのは非常に難しいものだからです。

彼の一時的な浮気としてあなたの恋は終わってしまう可能性が高いといえると思います。

 

ただもしこの彼と結婚までゆくことがあれば、それは立派な略奪愛といえると思います。

その場合はゆっくり時間をかけて、奥様自身のお幸せまで考慮して行動しましょう。そのためには大きな決意が必要です。

 

あなたの青春をすべて公にはできない関係に捧げ、しかも結婚できた時にはもう子供をつくれない年齢になっている可能性もある。

ということをしっかりと認識して、それを彼のせいにしない。それを自分の決断だと受け止める強さが必要です。

 

そこまでしてでも彼と一緒にいたい。そしてそこまでされるだけの愛情を彼から受け取っている。

と思えるのであれば、あなたの生涯をかけて彼と一緒になる覚悟を決めることを私は非難しません。

 



 

 

略奪愛を結婚へつなげる時に一番大事なこと

 

彼はあなたに対しては奥様のことをひどく言うかもしれません。

家事もしないとか、会話もないとか、愛はないとか。

 

でも、なんらかの理由があってその二人がご結婚なさったことは、変わらない事実なのです。

仮に最初から愛のない結婚をしたとしても、それは彼自身が間違いを犯したのであって、その修正ははちゃんと奥様ご本人と向き合って行うべきものです。

 

奥様としては、彼を愛し、彼と幸せになろうと思って結婚し、努力をしたけれども彼との結婚生活が上手くいかず悩んでいたかもしれません。

 

それを「俺は君のことを愛してなかったけど、今は愛している人ができたからそっちの人と結婚するよ」と彼の一方的な気持ちを押し付けて終わらせることはできないと思います。

むしろ誰かの心や自尊心を深く傷つけることに無頓着な人というのは、いつかあなたに対してもそういう行為をする可能性があるかもしれません。

 



 

 

不倫のお付き合いから結婚して幸せになれるのか

 

不倫をしている最中にあなたが傷つくことが多い場合は、その彼と結婚しても上手くいかないことが多いです。

 

あなたが傷つくのは彼に奥様がいるからではなくて、
彼があなたが傷つかないように気を使うことができない人だからです。

 

彼は奥様のことも同じように傷つけ、あなたが奥様になれたとしても、今と同じようにあなたを傷つけ続けていくでしょう。

 

逆に、不倫中でも一生懸命あなたの幸せのために努力をしてくれる彼であれば、結婚後も同じ愛情が続くはずです。

そして奥様（あなたと結婚したら前妻になります）に対しても、彼女を傷つけないようにことを進めるでしょう。

 

そのためにあなたも協力する必要があれば、力をおしまず奥様のお幸せを考えてあげてください。

 

 

不倫はしてもよいのか？

 

パーセンテージで言えば私は９８％の不倫には反対です。

つまりほとんどは反対です。

その理由はやはり関係者全員が傷つくことが多いからです。

 

不倫をして傷つきまくって、その後遺症で次の恋ができなくなっている女性を私はたくさんケアしてきました。

 

そして専門家の私がケアをしても、幸せな恋ができるらぶもち女子になるまで、それなりに時間がかかります。

 

だから自分を傷つける恋はしてほしくないのです。

そういう理由で不倫には反対しています。

 

でもときにやむを得ない事情というのがあります。

そしてなかには本当にそれが運命の出会いだったに違いないという恋があります。

本当に稀に、不倫だけれどもみんなが幸せになるハッピーエンドが待っているケースがあるのです。

 

だから100％反対はできないのですが、こんなケースは本当に稀だということはお伝えしておきます。

 

 

世界中のすべての女性の愛と幸せを願っています。
愛をこめて

天野里江子（天野理恵・らぶもち）

 

 

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